ちらほらと情報が開示されてきた第二サイクルの続き、第三サイクルです。
GM:【3サイクル目・シーン1=佐馬 朝光/戦闘シーン】
朝光:月喰み=鴇也に戦闘を仕掛けます。
GM:はい。了解です。全員どちらかに感情持ってるので乱入できますが、
いのめさんと紫貴音さんはどうしますか?
紫貴音:見送ります
いのめ:う。乱入します
GM:了解しました…! ではいのめさんだけ乱入で。
鴇也:ドキドキ
GM:朝光さんは「戦闘狂」の背景持ってるので、戦場表を振って場所を決めてくださいね。
朝光:(ころころ)平地、特になし。
GM:ふつう!
鴇也:さて、どんな場所で戦おうかのう。
朝光:ぞんぷんにドンパチできる開けたところ。
GM:どこだろう…! 忍者なら、街中でもきっと大丈夫なはず(
鴇也:なら、そうだね。わしらの終わらない水無月の始まりの地にしようか。
あの小高い丘で君を待っているよう。
朝光:ではそこにやってくる。風がスプリングコートの裾をはためかす。
鴇也:災禍の痕残る小高い丘、半ばで折れかけている樹の枝に腰掛け、
満月には至らぬ月を見上げていようか。キミに背を見せて。
ぶらつかせる足を止めて、視線は月に向けたままに。
『どうしたんだい、トモ? 月見酒に誘いに来たでもないんだろう』
朝光:「こちらを向け。背後から斬りつける刀は持っておらぬ」
軽口も一顧だにしない。
鴇也:背を向けたままに肩を竦ませて、
『あぁ怖い』 でも
「お前らしいよ」
身を捻り地に降りて。異形の左眸を月夜に光らせながら、相対しようか。
いのめ:二人のどちら側でもない所、中間の地点から歩み出てきます。
「…。おじゃまいたします」
朝光:「……いのめ」 まぶたを閉じ、痛恨の表情
いのめ:「言ったはずです。朝光さま」
鴇也:いのめさんの姿には、人の右眼を見開いて、僅かな間で細めて。
『お邪魔なもんか、イノ』 と両の掌、忍び装束に覆われた両手、片や鉄甲で覆われた右手を朝光さんに向け、
『なぁ……トモ?』
朝光:「妖魔と敵対者に語る言葉は持たぬ。
鞍馬の言葉はすなわち刃の一閃。いざ尋常に勝負」
このまま戦闘に入りたい。
GM:承知しました。ではお三方、プロットをどうぞ。
鴇也:影分身を使うよう! (ころころ)成功
あ、あと同時に外連を使った時の裁定を再確認しておいた方が?
※通常作成+血盟忍法1つ習得して良いレギュレーションの結果、
4人中3人が外連を習得していた。外連だらけの水無月面々である。
GM:はい! 影分身の次に外連(または無拍子)を使う人がいる場合ですが
使用する人全員の宣言が終わり次第同時に判定してもらい、達成値の一番高かった人の外連(もしくは無拍子)のみ適用になります。
鴇也:はーい。
朝光:了解です。
GM:プロットはOKですか? ではオープンで!
プロット値はそれぞれ鴇也が2と6、朝光が5、いのめが4となった。
GM:鴇也さん、2と6のどちらを採用にしますか?
鴇也:自分は2を選択します。陽炎のように揺らめいて、先んじたのは焔の幻影!
GM:はーい! それでは外連使う方、いたら挙手!
鴇也:外連を使用します。
朝光:外連を使用
GM:了解です。では二人とも判定をどうぞ。
鴇也:召喚術で(ころころ)5
朝光:盗聴術で(ころころ)8
GM:朝光さんの外連が成功です。鴇也さんといのめさん、どちらのプロットと交換しますか?
朝光:いのめと交換します。
GM:了解です。ではいのめさんが5に、朝光さんが4に交換です。
いのめ:はーい
最終的なプロット値は以下の通り。

GM:じゃあ一番高プロットになったいのめさんの行動からどうぞ!
いのめ:はい。とりあえず、そうだね もうこうなったら朝光さんを殴るしか無いんですけど! 殺すつもりだと思ってるし!
GM:がんばれ♡ がんばれ♡
朝光:来るなら来い!
いのめ:黄泉軍で殴ります(ころころ)ってぁあああ!
ここでまさかの出目1,1。ファンブルである。
GM:ちょ。ど、どうしますか(震え声
いのめ:ふ、ふりなおします 神通丸ビターン(ころころ)5 あっ
GM:あっ
いのめ:ぷ、プロットぉおお!
※シノビガミではプロット値以下の出目は全てファンブル扱いとなる。
外連でプロット5に移されていなければギリギリ成功していたはずの出目だった。
なお、ファンブルを出すと逆凪状態になり、ラウンド中は一切判定できなくなる。
GM:外連が効いたよ!やったね朝光さん!(
朝光:や、やったー(いろいろ複雑な心境)
いのめ:うう、ふりなおしもなしで、逆凪です…
GM:了解です…!
朝光:ええと、これ回避はしますか?
GM:いえ、命中判定自体が失敗してるので、これで終了です。
朝光:了解です。
GM:なので、いのめさんの演出が特になければ朝光さんの番。
いのめ:はい、えーと、攻撃をしようとしますが、外連のためにそのまま体制を崩します…!
GM:いのめさんは逆凪ですね…!
狙い放題! 命中判定さえ成功すれば自動命中!
朝光:では、間合いの関係でいのめに接近戦攻撃
シーン外の紫貴音:マイナスの演出修正
突然丘を吹き上げる強い風が向かい風となってくる
GM:おぉ!
朝光:マイナス1ですね。では(ころころ)10で成功。
GM:さすが鞍馬。向かい風はものともしなかった…!
いのめ:為す術もありません
GM:いのめさんは逆凪中なので、ダメージ確定です。接近戦ダメージなので、
朝光さん1d6を振って、ダメージの入る個所を決めてください。
朝光:(ころり)3
GM:忍術!
ではミドル戦闘なので、生命力が1点減ったら脱落になります。
いのめ:忍術 は なにもなかったー!! でも脱落です!
朝光:「許せよ」と一言だけ言って、斬撃一閃。
いのめ:「…しかたのないこと、です」膝をつき、くずおれます
朝光:さあ鴇也どのが来い!!
GM:鴇也さん、どうぞ…!
鴇也:ほむ。
『イノを斬るか』
膝をつくいのめさんを一瞥、両の掌を空に向けて。
『仕方無きことかもしれないね。月蝕みを討つには甘さはいらぬのだから』
『しかし、一年に渡る水無月が脆く罅割れていくのは見るに堪えぬね……』
頭を振るい、
『あぁ、此処で水無月を率いる首魁の力を今一度』
『焔木の技を見せ、石を打ちなおす時かもしれないね』と、手には三つの鉄の珠。
えー、奥義を使います。
GM:おぉ
鴇也:《銘刀 焔切》
指定特技 :詐術
エフェクト:範囲攻撃/乱れ/回数制限
焔を手繰り、不定の焔すら立つ故に『ホムラギリ』 不知火に息づく、焔木の秘術
鉄珠を握りしめ、左手は人差し指と中指を伸ばし、鉄珠を伸ばす様に。
赤銅色に色づく鉄塊は、焼かれ、伸ばされ、刃となり。
『銘刀焔切――改め』
月光の下、焔のような刃紋を波打たせた紅の刃を握り、
「――焔切水無月」
『妖魔断つ刃よ。古の昔より、形無きものを振るい、形無きものを立ってきた『焔木』の秘剣を見るといい』
と、振るう。剣閃は空気を断って、たちどころに焼いていく!
朝光:く、これはどうしようもない。
ダメージが2点、こちらが選んでいいんでしたっけ。
GM:はい。射撃戦なので選んでいただいてOKです。
ただ、奥義の強みに「乱れ」がついてるので、変調も入ります。
それは、鴇也さんが振って決めてください。
朝光:厳しいな、ともあれ戦術妖術にダメージ
鴇也:変調表(ころころ)行方不明
GM:おぉ…!
鴇也:こう、異次元の扉に閉じ込めた。
たんま、いまのなし(ぷるぷる
GM:www
※流れるようになしになった。あまり適当なことを言ってはいけない。
鴇也:焔切水無月で断ったことで、『この世』ではなくなってしまった狭間に、閉じ込めたとしようか。断ちきったせいで、そこはこの世ではないのだ。
朝光:次元の狭間に閉じ込められた。
鴇也:『赤燭天蓋』の応用だろう。この世でない何処かと言う結界に。
『この水無月の首魁は俺だよ。『佐馬』の刃は――来る時まで鞘に収めていてくれ』
と振り抜いた傍から飛沫いて溶けていく刃。
朝光:くううう負けた!
GM:特に双方とも、もうロールとか演出とかないかな…?
鴇也:後は朝光さんの反応があれば……戦果はどうしようかな、ちょっと悩んでもいいですかっ?
朝光:ないです。くやしい…!
GM:というわけで、勝者は鴇也さん。
鴇也さん、戦果は決まりましたか?
鴇也:うぃっ、頑健を1減らしつつ……(背景:病魔の影響)
異形化していないが、紅い装束に覆われた左腕から血を滴らせながら、切り裂いて出来た空間に追いやった、朝光の秘密をいただきましょうっ。
戦闘の結果垣間見たのです、的な。 いのめさんとも迷ったんじゃが、今回は直に相対してないから。
GM:おぉ! では、全公開になりますね。
■PC3:佐馬 朝光の秘密
PCBは許嫁として定められたPCAのことを愛している。
あなたは幼い頃に比良坂機関から鞍馬神流へと養子に出された。
その頃からあなたはPCAの許婚として定められていた。
『月蝕み』の事件が終われば、祝言を挙げるように言われている。
あなたはPCAの親からプライズ『指令書』とPC@の【居所】を受け取っている。
PCAの【使命】が「詰み」になった場合、PCAに『指令書』を渡せば
PCAの【使命】はPCBの【使命】を達成させることに変更される。
『赤燭天蓋』の中は儀式忍法『天魔伏滅の法』の影響下にある。
そこでならPC@を殺し、『月蝕み』を殺すこともできる。
GM:以上です。
鴇也:刃を交え、己の刃が消え、勝者となっても血を滴らせながら、彼が踏みしめた大地を見据える。
「トモ」 彼の名を呼び、
『お前になら後詰を任せられる』 膝をついたいのめさんを見遣り。
『俺に何かあったらあいつを』
言い淀んで口を紡ぎ、くるりと背を向ける。
まだ欠けている月を見上げて、終わりかのう。 こっちは。
GM:では、いのめさんの目が覚める頃には誰もいない、というところでこのシーンは〆ですかのう
朝光:ありがとうございました。うぐぐ、綺麗に返り討ちに遭ってしまった。クヤシイ
鴇也:ふふり……
いのめ:融合させられなくてほっとしましたが、あうう、この後どうなるの…!!
GM:どうなるんでしょうねぇ…!
【3サイクル目・シーン2=泉 いのめ/ドラマシーン】
優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
いのめ:ふむ、ふむ…じゃあ、夢を見ています。
一年前、短い時間だったけれど4人で過ごした時の時間を。
決戦の前。鴇也さまは堂々と首魁らしく振る舞い、朝は苛烈な戦意を一時は和らげ、紫貴音さまは今よりも言葉を知らず、たどたどしかったけれど、それでも嬉しそうに見えた。
一人がこちらを振り返り、呼びかけ――それに答えて上げた自分の声ではっと目がさめます。
「――あ」
そこは、二人が去った後の戦場。日は落ちて、風も冷たく、血の跡と刀痕だけが残っていて。
「…どうなったの? 二人は? 月蝕みは…っ!」
立ち上がろうとしてふらつき、もう一度膝をつく。
電話を手繰り寄せ、震える手でダイヤルを回す。
「…わたくしよ。…ええ。そう。…そう。鴇也さまが勝ったのね。…そう」
耳を傾けて、聞こえてくる何かの声から情報を拾う。どこにも繋がっていないはずの電話。
「…ひとつ、調べてほしいことがあるの。紫貴音さまのこと。彼女のことはどの資料にも残っていない――けれど。彼女が封印されたその時に生きていた誰かならば」
「それを呼び出せば、わかるはず」
というわけで、召喚術で、その声を呼び出す演出としたいのですがよろしいでしょうか
GM:はい! もちろんおっけーです! 判定どうぞ!
いのめありがとうございます、(ころころ)7 成功です!
GM:おぉー では、まず個別に渡しますね。
いのめ:はい!
(秘密を確認して)…ちょ
GM:うん うん…
いのめ:っとおおお… まって… まって!
GM:だいじょうぶ まさしげさんの しなりおだよ
いのめ:はじめてのまさしげさんしなりお… そうかこれか…
ちょっとまって これはちょっと どうしよう
※動揺を隠しきれないいのめ。シノビガミの醍醐味の一つともいえる。
いのめ:…秘密を握りつぶします。
「このことは、誰の口からも漏らさぬように。このことを知りたければ、直接わたくしか、紫貴音さまに」
沈黙の判定よろしいでしょうか
GM:はい、どうぞ…
いのめ:罠術で(ころころ)8 成功‥
すいません、少しこの秘密の意味を吟味させてください…。
「…紫貴音さま」
「あなたは最初からこのことをしって… それなのに、わたくしは…」
ショールをかきよせ、震えながらとぼとぼと帰路につきます
GM:はい、了解です…!
【3サイクル目・シーン3=焔木 鴇也/ドラマシーン】
「……ッ!!」激しい口論。ひどい別れ方をしてしまった。
あんなことになると分かっていたら……。
鴇也:ちょっと場所決めるためにだけシーン表をころり。
シーン表(6) :優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
鴇也:うん、回想だね(震え わーいっ、ではでは。
* * *
鴇也:1年前の決戦前夜、
木々に覆われた山の中、僅かにひらけている岩場、座りやすそうな岩の一つにいのめさんの手を取って引き揚げながら。
遠く木の葉の擦れる音、遠く小川がせせらぐ音が聞こえ、眼下、人の営みである灯りは遠く大地を彩るに過ぎない。
ただ、月と星だけが普段より近く覚える、ただそれだけの場所。
『イノ』
引き上げた彼女の手を放し。
「寒くはないかい、まだ夏は遠い」 と声をかけて。
いのめ:では離された手を引き寄せながら、ショールをかきよせます。
「大丈夫。わたくしだって比良坂のものです。ご心配には及びません」
「――ここは、空がとても広いですね」
「それにとても静か。外にこんな場所があるとは思いませんでした」
と、微笑みかける
鴇也:そうかな、同じ色を湛える双眸を細めて笑い、先んじるように岩に腰掛ける。
彼女の隣で空を見上げて、
「ここは何処よりも遠くに来た気がするし、空が近くて何処までも行ける気がしてくるんだ。ここでなら一人の鴇也でいられる」 だから
「比良坂とかは今は関係ないよ」って。
いのめ:「でもそんなの」
手が電話を探すが、登るときに手放してしまった。そわそわと自分の肘を掴む。
「…いいえ。そうですね… ひとりの人間として、家とは関係なく。それでもいいかもしれないと思えるのが、不思議ね」
鴇也:あぁ、と頷き。装束に覆われた左手を空へと突き出して、浮かぶ僅かにかけた月を掴むように広げて。
「ここでなら、名も血も家もない」
左手を小指から順番に畳み、
『こうやって掴みとれるほど弱い月を、守れるんだって思える』
いのめ:「いつも自信たっぷりに、自分は首魁だなんて言っているのに?」
いたずらっぽく笑いながら
「本当は、何を考えていらっしゃるの…?」
鴇也:ん、と彼女がいる方の瞳だけ僅かにひらき、視線を向けてその笑みを見て。
『どうだろうか。たどたどしい口調のシキからドキリとした発言がいつ飛び出すか心配だったり、生真面目なトモがいつ俺の冗談に腹を立てて切り伏せられるか心配だし。なにより――』
視線だけじゃなくて、顔を僅かに傾け。しかしすぐに視線を月へ。
『――水無月の首魁は考えることが多いのさ』
あぁ、と手を打ちならし。
『もちろん、祝勝を祝う場でのありがたい言葉だって今から考えているよ』
いのめ:思案するように空を見上げるが、ゆるゆると首を振って思いを打ち切る。
「鴇也さまのお言葉は、いつもどこを飛んでいるか、わたくしにはわかりかねます」
その横にそっと腰をおろして、白い顎を上げて月を見る。
「それでも今一緒に見上げているこの月は同じ。水無月の輪も――
このようにずっとあって、続けばいいのに」
鴇也:そうかな、と一人苦笑。隣の衣擦れの音を聞きながら、二人月を見上げ。
「そうだね、俺も――時折自分がどこにいるか分からなくなる」
だからいのめさんの言は言い得てる。
「ただ、水無月の首魁としての俺はイノとトモとシキと一緒の空を飛べていた気がする」
だけれど。
欠けた月を見上げて。
『それも明日で終わりだ。水無月は明けて、文月が始まる。それで御終いだ』
いのめ:息を呑む。
「おしまい… おしまいとおっしゃったの?」
立ち上がる。ショールをふわりと夜気に流し、首の後ろから背をすっぽりと包みなおす。布地を強く握りしめた白い手に青く血管が浮かび、顔の前で表情を隠す。
「そうですね。水無月はわずかひとつき…。 それが終われば、文月が始まって、そして、またあそこにもどって…」
だんだんと声が小さくなる
鴇也:あぁ、彼女の言葉を肯定し。
「水無月の首魁として与えられた任務を終えれば、水無月は明ける」
彼女の手とは対照的に、握りしめた手を顔の前で脱力するように開いていきながら。
『水無月の首魁、焔木・鴇也は水無月という空に皆を縛り続けることはできない』
と自嘲するように。
いのめ:「…勝手です」
泣き言のように声が漏れ、座ったままの鴇也に落ちる。
「つれだして置きながら、一月でまた、これでもう自由だなんて――
あなたは勝手です」
「空の広さを、皆に教えておいて それは…あんまりというものです」
鴇也:『あぁ』
その言葉を受けて、瞼を伏せる。手は懐に、そこにあるものに添えて。
『俺は勝手さ。勝手気ままに飛んでいて』
涙のように振る彼女の言葉に、手に力が籠り。
『皆に他の空を教えてやれない』
『こんなに近くにあるのに、手を届かすことすらできない』
『俺と一緒じゃ、皆は狭い檻の中だ』
って言って、言い合いにどんどん発展した感じかのう。
* * *
ここで、そんな過去を思い出しつつ、瞼を伏せた瞳で、しかし傍にいる彼女のことを瞼の裏に観ていた、と言う感じでいのめさんの秘密について瞳術で情報判定はどうでしょう。
GM:はぁい! OKです…! どうぞ!
鴇也:(ころころ)7、成功かのう。(’’ と、遁甲符とかは。
いのめ:なるほどその手が(
いや、うそです しないよ!
GM:しなかった! では、公開情報ですね。
■PC2:泉 いのめの秘密
あなたの親は比良坂機関の有力者である。
血統を守るために近親交配を繰り返して産まれたあなたは比良坂機関の保護がなければ生きられない。
あなたは「影響力」と「病魔」の【背景】、及び功績点3点分の追加の忍具を保持している。
(そんなあなたをただの忍として連れ出してくれたPC@/
そんなあなたを比良坂の姫として支え続けてくれたPCB。導入フェイズ終了時選択:PC@)はあなたにとって特別な人である。
あなたの【本当の使命】は特別な人と共に生き続けることだ。
鴇也:あの時の事を夢に見ながら、風雨にさらされてか少し小さくなった岩の上、
紅い衣を纏って腰かけている。
いのめ:草をかきわける小さな音がして、やや離れた木のそばで止まる。
そして――鴇也が忍ばせた電話が、鳴る
鴇也:懐で震える携帯電話、あの橋で貰った電話が再び鳴る。
その表示を見て逡巡、しかし鳴るに任せたまま。
『イノ』
非通知の着信の向こう側を呼んで。
『来てくれると思っていたよ』
電話は鳴るに任せたまま、視線が彼女を探す。
いのめ:電話に首を傾け、目を閉じたまま。ゆっくりと進み出てくる。
「出てくれてもいいでしょうに」
鴇也:ん、と喉を鳴らし。震えるままの携帯電話を見下ろして、
『あの日の事を思い出していたんだ』だから、
『かかってくる電話に出ないでじらし続けるというのも幸せだけれど』
岩から滑る様に降りて、一歩を前に。
「今度は君の事を見ておきたい」
さらに一歩を前に。
いのめ:「――ッ」反射的に一歩下がる。
「そ、そういうことを言うのは、ずるいですわっ」
「――もうっ」
ガシャン、とやや乱暴な仕草で電話を置き、片方の手で抱えながらもう片方の手でショールを顔の前に持ち上げ、目をそらす。
「どうせ、お見通しなのでしょう。最初からずっと、何もかも知ったような顔をして。ずるい」
鴇也:はは、と乾いた、掠れた笑いが響いて風に流されて、震えが止まった携帯が納まる懐に左手を添えて、さらに一歩を。
『水無月の首魁、焔木 鴇也は全てを見通す。森羅万象すべてに通じる忍の中の忍』 と、
「名乗れれば良かったんだがね」
一歩、距離を詰める。
「俺は……空だと思っている檻の中を飛んでいるだけだ」
手の届く距離、鋼鉄の手甲で覆われた右手をいのめさんの顔の前に掲げた手に伸ばしたい。
いのめ:「…。あなたが檻と呼ぶものは、わたくしにとってはとても広く、限りない空」
下がろうとするが、足を止め、その手を払うこともなく。
鴇也:異形と化した右手を包む鋼鉄の手甲で、彼女の手を引くと顔を露わにさせて、掌を空に向けるように開かせる。
空いた左手、揺れる彼女の耳飾り、四人で分かった月長石を触れてから、彼女の頬を包むように添えて。
『イノ』 不揃いの双眸で彼女を見て。
『眼を閉じていて』
いのめ:「いっ…」
目元からだんだん赤くなって、月のもとでもわかるほどに顔中真っ赤に染まる
「いやですっ」
鴇也:電話を通さない彼女のはっきりとした断言に、不揃いの双眸が見開いて。
そうか、と少しうれしそうに。
いのめ:真っ赤な顔のまま見逃してやるもんかと睨みつけるように眉を吊り上げる
鴇也:なら、と頬に廻した手は彼女の項に髪に指を差し込むように、身を屈めて顔を寄せて。抵抗ないならば、そのまま唇を重ねます。
いのめ:抵抗は…しません。
最初はこわばった体の力を抜いて、目を閉じます。
鴇也:重ねた唇、彼女の力が抜けていくのを感じ、滑る様に左手は彼女の首から、右手で握る彼女の手に。
開かせた掌に小さな指輪を一つ、掌に落とす。アレキサンドライト、6月の宝石。
いのめ:それを… その冷たい感触に気づき、ぎゅっと握りしめる。確かめるように。失わないように。
何か言葉を紡ごうにも、口が塞がれていて。目も、開けられず
鴇也:小さな手が握りしめられたことを感じると、手を引いていく。重ねた唇を放し、最後に彼女の頬をまた撫でて。
何かを言おうとして、しかし、言わずに、風が吹くと消えていこうかのう。
こ、こちらとしてはプライズも渡せたのでシーン的には!
いのめ:では、目を開けた時にはもう誰も居ない。
…ガチャン。片手で抱えていた電話が落ちる。その手で恐る恐る頬と唇をなで
「…おいかけますからね。絶対に! こんな、ことをして!」
肉声で、思い切り声を張り上げて、叫んだ。
「鴇也さまあっ!」
GM:ありがとうございましたリア充爆発しろ
紫貴音:お疲れ様でした爆発しろ
いのめ:おつかれさまでした爆発しないぞいきのびてやる
鴇也:(゜ 。 煤@BOOOOM ( 3)
いのめ:って爆発したーーー?!
GM:wwwwwwwwwww
鴇也:ま、まって、リア充ではないようっ
紫貴音:遊びだったの!?
いのめ:そんな!
GM:猶更ころそう(
鴇也:こ、こう……(キャラ性的に何も言えないことに気づく
一同:wwwww
朝光:お疲れ様でした。爆発しても効かなそうだから斬る所存。
鴇也:ウワァァーン
ははー……目を閉じなかった時点で、嘘を突き通せないと、覚悟した感じ
いのめ:ふふふ… ぐふっ
鴇也:ごふっ(血を吐きながら
GM:いきて!(
いのめ:いきる!
【3サイクル目・シーン4=空木 紫貴音(葵)/ドラマシーン】
美しい庭園。丹精こめて育てられたであろう色とりどりの花。
そして、綺麗に刈り込まれた生垣が広がっている。
GM:では最後のシーンを、紫貴音さんお願いいたします。
紫貴音:はい、といいつつこのシーン、シーンPLに葵を立てます
葵:お……屋内の盆栽の手入れをしてる
しかし作業の途中で手が止まり、代わりにがじ……がじがじと音が響く
「どうして、どうして、紫貴音様が」
がじがじ、と噛む爪は既に噛み跡が残っている
バチン 鋏で大きな枝を切り落とし、視線をめぐらせる
「そう、そうだ。紫貴音様は、自分が守るんだ」
ぼそぼそとつぶやくと紫貴音の部屋に向かう
紫貴音:ちょうどそこに葵を探して部屋から出てくる
「あぁ、あなたはそこにいたのですか、葵。少々お願いが……」
葵:「紫貴音様、大丈夫。紫貴音様は、自分が守る」
「あいつは嘘つきだ。あいつは全部持っていく。あいつは、紫貴音様のためにならない」
「でも自分は違う。自分は、ずっと紫貴音様といる。ずっと、ずっと……」
そう言って紫貴音の腰にぎゅうと抱きついて 流言の術で感情判定をしたいです
GM:ほう、どうぞ!
葵:(ころころ)成功、感情表は…狂信(プラス)/殺意(マイナス)
紫貴音:狂信(プラス)/殺意(マイナス)
葵:やったね( 狂信で
紫貴音:こちらも狂信を。ただし
GM:はい…!
紫貴音:背景で目撃者があるため どれか一つは消えます
で良いのですよね
GM:ですね! ランダムで消えますね!(両手で顔を覆う
紫貴音:では1,2鴇也様 3,4いのめさん 5,6葵で
(ころり)5
GM:お、おぉ
紫貴音:では葵の肩に手をおいてそっと離し
「葵の気持ちは有難いこと。ですが我なら案じることはありません。そちは己の身体を気遣いなさい」と諭す
葵:「……やっぱり、だめなんだ」
もごもごとつぶやいて、最後の説得してみるからと適当なことを言って鴇也の居所をもらいます
紫貴音様の用件が終わったらこそこそとネットの掲示板に鴇也のあることないこと書きふらして社会戦あたっく
(ころころ)11で成功
GM:すごい達成値で(
葵:お前さえ……いなければ……!
(ころり)変調はマヒ
1d6 火術・召喚・分身・詐術・瞳術・生存(ころり)2
GM:召喚術か
葵:では掲示板が見る間に炎上・拡散していく様を昏い目で見つめてシーンエンド……
GM:はい。ありがとうございました。
大丈夫だよ。ちょっと炎上したって鴇也さんはもうすぐいなくなるから。
GM:では、これでメインフェイズ3サイクルがすべて終了になります。
変調の回復をしましょうか。
鴇也:はーいっ
詐術から目標7で(ころころ)3
うーん……神通丸しようか、召喚術できないのつらい
※振り直した鴇也は無事マヒを回復させた。
GM:お、鴇也さん成功か
葵:ぐぬぬ
GM:神通丸は使わせた!
鴇也:ぐぬぬー
朝光:私もでしょうか。
GM:はい、朝光さんも経済力で判定して、行方不明の回復ワンチャンしましょう!
朝光:では、兵糧丸使って戦術を回復して伝達術から目標8(ころころ)10
鴇也:おーっ
GM:やった!!!! 異空間から出てこれた! かっこいい!!!
いのめ:やったー!!
朝光:次元の狭間を金烏玉兎で切り裂いて現世に戻ってきます。
紫貴音:おお……!
鴇也:わしはなんだろう……炎上する掲示板が、こう(なんだろうこれ)
GM:「H木T也っていうやつがR市で変な格好してふらついてるから気を付けろよ」
「えーやだー、きもーい」こうか
いのめ:…どうしよう、そんなこと書き込んだ葵君かわいすぎる
鴇也:ひどいっ! 1年ぶりに帰ってきたらあんまりだっ(;3
本当木池也(ホウトウギ チナリ)っていう変な人が有名になっていくよ。
紫貴音:人違いレスで沈静化していく……
鴇也:(∈ なんだろうこれ……(ヒックヒック
GM:wwww
いのめ:鴇也さま、ちゃんと鴇也さまのことは血盟のみんなが知っていますから…!
GM:よ、よし。次はクライマックスフェイズになりますが、よろしいですかな?w
一同:はーい
GM:赤燭天蓋の完成を間近にして、月蝕みの力が抑えきれないくらいに強くなる。早く月を蝕みたいと。赤燭天蓋の真の完成を急がなければ。
そのためには、大切な血盟の仲間たちを傷つけることになるとしても。
第三サイクル終了時 感情相関図

第二サイクル← →クライマックス