導入シーン の続きで第一サイクルです。
【1サイクル目・シーン1=佐馬 朝光/ドラマシーン】
大きな風が吹き荒ぶ。髪の毛や衣服が大きく揺れる。
何かが起こりそうな予感……
朝光:あ、宣言が先か? 調査します。
GM:調査というと、秘密を抜きに行く感じですかね。
朝光:鴇也どのの秘密を調査する。
GM:ほう
朝光:使用特技は走法を。1年前月喰みと戦った原野で、風の吹きすさぶ中。
巨大な鳥の姿の妖魔と相対するイメージトレーニングをしてる。
実際に走って位置取りを考えながら。
といった感じで、特技使えますか?
GM:それなら間違いなく走法ですね。どうぞ!
朝光:(ころころ)8 うし。
GM:おぉ、成功ですね!
朝光:高速機動で所々スピードを変化させながら、最後、月をバックに刀を一閃。
「月喰み……この刃では、まだ切り込めない」と硬い表情。
シーンエンドです。
GM:渋い…かっこいい……。ありがとうございました!
その刃に、月に、一体何を見たのか。
【1サイクル目・シーン2=泉 いのめ/ドラマシーン】
眼下に広がる街並みを眺める。ここからなら街を一望できるが……。
いのめ:…屋根がもげた部屋にまだいるのかな?w
GM:たしかに街が一望できる(
紫貴音:きっと一晩でなおしてくれたので……(震え
いのめ:よ、よし、じゃあ治った! いまなおった!
で、業者の人がてきぱきと撤収していった!
紫貴音:さすが泉ファミリーの方 匠の技です
いのめ:修理する間の仮の住まいということでいいでしょうかw
で、夜景が広がる窓に厳重なUVカットのスクリーンを幾重にも下ろし、
振り向きます
「これで不自由はないかと思いますが、何かあったらご連絡くださいね」
紫貴音:「わざわざ骨折りいただいて、何とお礼を申し上げれば良いか。
こう……スイス銀行に、振り込めば?」(最近読んだらしい
いのめ:「お気になさらないで。
わたくしにとって紫貴音さまは数少ない友人ですもの。
対価など払われては傷つきます」
くすっと笑い…その表情が沈む
「紫貴音さま…紫貴音さまはこれからどうなさるの?」
「朝――、朝光さまは、鴇也さまを討つおつもりです。わたくしは、迷っています」
紫貴音:「友人……友達……素敵な言葉です。把握しました、では有難うとだけ」
ヴェールの向こうで少しくすりとした気配がして
「自分は……月蝕みが封印されるのであれば、鴇也氏を応援するわけにはまいりません。 それは、わたしの封印と同義ですから」
幾重にも降ろされたスクリーンにそっと手を触れ
「また封印されるのは、嫌だと感じます。以前であればそれが常でしたけれど、
鴇也様に連れだされて、いのめさんとお友達になった今……
また、ぼっちで捕らわれるのは悲しいです」
いのめ:「そんな…!? …。もう共に歩める道はないのでしょうか。
わたくしがあそこで油断をしたから、だから…」
「もう道は分かたれてしまったのでしょうか」うなだれる
「…わたくしは出来る限り、調べてみようと思います。
月蝕みだけを倒す方法が本当にないのか。鴇也さまをお救いして、
紫貴音さまも封印されない、そんな道がないか」
紫貴音:いのめをじぃっと見て
「まだ断念していない、いのめ様は強者ですね。
そう、確かに月蝕みを倒せたなら……鴇也殿の嘘も真になるやもしれませぬ。
皆で酒を飲める、そんな未来が」
ヴェールの奥、どんな表情をしてそう言ったのか、うかがい知ることはできない
いのめ:「わたくしは、ただ―― 迷っているだけです。それだけです」
その視線から外れるようにして、電話の受話器を持ち上げる
「…時間です。わたくしは行きますね。ごきげんよう、紫貴音さま。
願わくは、この水無月が、月の終わりのその後も、続きますよう」
紫貴音:「ええ、私も……そうあってくれればと。
いのめさんはどうか、悔いのない選択を」道は示さないし示さないのであった
いのめ:チン、と受話器を電話におさめてむねに抱えると、深々とお辞儀をする。
顔の半分を隠す髪がさらにその表情を覆い、見えないままで去っていく
紫貴音:見えなくなってもしばらくいのめが向かった先を、じぃと見つめております
いのめ:と、そんな感じで、感情判定をふろうかなと?
GM:はい 何で判定しますか?
いのめ:対人術?
GM:なるほど、おっけーですどうぞ!
いのめ:(ころころ)6 せ、せーふせーふ
GM:では感情表をどうぞ!
紫貴音:どきどき(ころり)狂信(プラス)/殺意(マイナス)
いのめ:(ころり)愛情(プラス)/妬み(マイナス)
一同:ヒューッ
いのめ:感情表6、それは一番困るアレ。。。
じゃあ愛情で!
紫貴音:じゃ、じゃあ狂信で! いのめ氏ならきっと(目がぐるぐる
GM:やったね!(ぐるぐる
いのめ:ま、まかせろー
こっちは、なんかでっかい妹ができた感じかなと…!wでは、以上です!
GM:承知しました! ななか6/17!
【1サイクル目・シーン3=空木 紫貴音/ドラマシーン】
食堂。染み一つないテーブルクロスに覆われた長い食卓。
その上は年代物の燭台や花で飾られている。
紫貴音:では屋根の修理ついでにあつらえた新しいテーブルに向かい
葵が淹れるティーバッグの紅茶を楽しむ
馴染んだ香りを嗅ぎながら、先ほどのいのめとのやりとりを思い返している
いのめの表情、声の調子、素振り……一つ一つ、目に焼きつけたものを思い浮かべながらその奥に潜むものを探ろうとする
ということで瞳術でいのめの秘密に挑んでみたいと思います
GM:おぉ、どうぞ…
紫貴音: てい(ころころ)8 ふう……
GM:よし、では秘密を渡しますので少々お待ちを
紫貴音:確認しました……ふむ……
いのめ:きゃっ><
紫貴音:ふむ……ふむ……
「……視えました。そう、そうですね……信じておりますよ、いのめ」
つぶやきに不思議そうな顔をする葵には微笑みを一つ返し
「少し確認事項が生じました。葵、手配を」
いのめの秘密を一応葵にも渡しつつ、紅茶を飲み干して席を立ったところできります
GM:おぉ、何を確認するんだろう。おつかれさまでした!
【1サイクル目・シーン4=焔木 鴇也/ドラマシーン】
……はッ!? 夢か?
いつの間にか眠っていたようだ。何か、悪夢を見ていたようなのだが……。
鴇也:ガタンゴトン、ガタンゴトン、
鋼鉄の馬が奏でる堅い音が闇夜に響き、合わせて世界を揺らす。
人も疎らな車内、ボックス席の一つ、足を前の座席に乗せて座る鴇也がいる。
(服は……忍装束以外も持っているよ!)
両手は伸ばした足の上に組んで、半ば座席からはすり落ちるように背凭れにもたれ、両の瞼は伏せている。
電燈が爆ぜるような音を立てて、明滅し、ふっ、と消えると鴇也の背後から後ろ――後方車輛がゆっくりと奇怪な空間に書き換わり、 沈黙の後に再度灯ると、元の車両に戻っていく。と、両の瞼を薄く開いて首を鳴らし、
『あまり移り気をするなよ、今は俺の体だろ?』
と、組んだ指を解いて、左目から左耳までを覆い始めた鳥の羽を触り、そうだな、眠っていた間に観ていた夢を通じて、『月蝕み』の秘密を瞳術ではどうだろう。
GM:良いと思います!
鴇也:うぃ(ころころ) 7 成功だのう。
GM:成功ですね。秘密を渡しました。
※この際、紫貴音は背景の「絆」で取得した鴇也に対する感情(憧憬)により
紫貴音も月蝕みの秘密を入手した。
鴇也:触れた右手、人差し指が指先からまるで鳥類のそれに置き換わっていく、
それを見届けた後、鉄の珠を取り出すと、鉄の珠が二枚の板と幾本ものボルトに分かれて、二枚の板で指を挟むようにボルト止めが始まり、気づけば鋼鉄の義指のような様相に。
「あぁ、もう……」
いかめしくなった自分の右手を見下ろして嘆息、
『出歩きづらくなっちゃったなぁ……』
とひとりごちて、まぁいいか、と両手を足の上で組むと、また瞼を伏せて微睡みに落ちていくよう。夢の中なら、皆と歩ける。
背凭れに、もたれた体が斜めにずり落ちて、ひじ掛けに頭を乗せるように、誰も居ない夜行列車の中で眠りに落ちていくよう。
GM:ではこれで第一サイクル終了、かな
第一サイクル終了時 感情相関図

導入シーン← →第二サイクル